みなさんは、高遠城址公園をご存知ですか。
高遠城は「日本100名城」、高遠城址公園は「日本さくら名所100選」に選ばれる有名な所です。
さらに、青森の弘前公園、奈良の吉野山とともに「日本三大桜の名所」にもなっています。
こんな素晴らしい場所で、是非、今年のお花見を楽しみませんか。
基本情報から、開花予想まで調べてみました。
まず、高遠城址公園について知っておきましょう。
高遠城は、兜山城という別名を持つ、長野県伊那市にある城址です。
明治5年には、建物は民間に払い下げられ、しばらく荒れ放題になっていました。
それを見かねた旧藩士たちが、明治8年に、かつて馬の姿が桜の花に埋もれる程だった
高遠藩の桜の馬場から桜を移植したことから、この公園の桜は始まったそうです。
引用:伊那市観光協会公式ホームページ
今では、ここでしか見られないと言われる「タカトオコヒガンザクラ」が約1500本も咲き乱れます。
この桜は、ソメイヨシノよりも少し小ぶりで、赤みがある花が咲きます。
満開になると、公園全体が薄紅色になり、古くから「天下第一の桜」と称されてきました。
公園案内図を見れば、全体に桜の木が植えられていることがわかりますね。
見頃になると、25万人もの人が訪れるお花見スポットとなっています。
高遠町では、「桜憲章」を制定し、この桜の保護と育成に努めています。
次に、2016年の開花予想と高遠さくら祭りについて調べました。
引用:JAFご当地情報
2016年は、4月5日に開花が予想され、満開は4月10日頃になりそうです。
こちらでは、この桜の開花時期に合わせて、「高遠さくら祭り」が開かれます。
今年は、4月1日に公園開きとなり、4月30日まで行われます。
桜の開花宣言があった翌日から桜の散り終わりまでは入場が有料となり、大人500円です。
開園時間は、通常8時から17時ですが、最盛期は6時から22時まで開いています。
通常のライトアップは、日没から22時まで行われます。
5分咲きまでの期間限定として、カラーライトアップとプロジェクトマッピングが見られるので、
満開になる以前にも夜桜を見に行きたいものですね。
また、期間内には、篠笛や江戸かっぽれ、高遠ばやしの巡行などのイベントも行われます。
イベントガイドなどもチェックしながら、行く日を決めてもいいでしょう。
最後に、アクセスと駐車場情報についてまとめました。
公共交通機関を使われる場合には、JR飯田線の伊那市駅からJRバスで約25分、
高遠駅バス停で下車し、そこから徒歩15分の所にあります。
JR中央本線の茅野(ちの)駅からは、JRバスで約55分、高遠駅バス停に到着します。
茅野駅からのバスは、最盛期には増発されます。
車を使われる場合には、中央自動車道の伊那ICからR361経由で約15km、30分程か、
同じく諏訪ICからR152経由で約30km、50分程になります。
公園近辺の有料駐車場は400台程あり、1日700円になります。
公園から離れると無料で、1600台程止められます。
こちらからは徒歩、もしくはシャトルバス(1回100円)を利用されるといいでしょう。
土日には臨時駐車場(1200台)が設けられますので、多くの車が駐車場に困ることはないかと思います。
当日に、どこへ止めたらよいか迷ったら、スマートフォン用のアプリを使って、
道路状況や駐車場の空き情報を見ることができます。
さて、高遠城址公園へ行きたい気持ちが高まってきましたか。
目を閉じると、満開の桜の風景が浮かんできそうですね(^-^)
実際に目にすると、もっと素晴らしいのではないでしょうか。
下調べをしっかりとして、当日をより楽しめるお手伝いができたらうれしいです。
それでは、素晴らしいお花見になりますように。
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