ランチのお店は、しっかりと決めずに見つけたお店で食べられますか?
それとも、ばっちりと下調べをして、目標を定めてランチタイムを迎えますか?
どちらのかたも、是非、今回は、伊那市のお店をチェックしていただけたらと思います。
せっかくなので、ご当地にちなんだお食事をしませんか。
3種類のお食事を用意してみました。
さっそく見ていきましょう。
まずは、行者そばの「梅庵(ばいあん)」です。
内の萱(うちのかや)の行者そば発祥の地の碑から、数百メートル入った所にあります。
かなりの山奥で、お店があることが不安になるくらいの隠れ家的なお店です。
引用:食べログ
伊那市の内の萱は、信州そばの発祥の地として知られています。
奈良時代の初め、1300年も昔に、修験道の開祖の役小角(えんのおずぬ)が西駒ケ岳に上り修業をしました。
途中、小黒川沿いを通り、内の萱に立ち寄った時、村人に手厚くもてなされたお礼として、
行者の常備食として持ち歩く「蕎麦の実」を一握り手渡されました。
これを村人が「行者そば」と呼び大事に育て、さらなる行者たちの手に渡って、信濃全体に広がり、
今では「信州そば」と言われるようになりました。
そばの歴史はずいぶんと古いのですね。
そこで、このお店で食べて頂きたいのが、「行者そば(1000円)」です。
ふと打ち黒目の十割そばを、からつゆで頂きます。
からつゆとは、辛味大根のおろし汁を絞り込んだつゆに焼き味噌を溶いたものになります。
辛味大根とねぎを薬味にしていただく特別なスタイルです。
江戸幕府二代将軍の徳川秀忠の子で、高遠藩の初代城主の保科正之公が会津へ移った時にも、
職人を連れて行って食べた程、美味しいのだそうです。
どんな味なのか興味がわきますね。
その名残で、今でも遠く離れた会津で「高遠そば」として食べられるそうですよ。
そばが終わり次第、店じまいとなりますのでご注意ください。
次は、ローメンの「萬里(ばんり)」です。
JR飯田線の伊那市駅から徒歩で約5分のところにあります。
引用:食べログ
ご当地グルメのローメンとは、どんなものなのか知っていますか。
羊肉と堅めの中華麺を一緒に、独特のスープでキャベツ・キクラゲなどと共に煮込んだ料理です。
もともとは、炒肉麺(チャーローメン)と呼ばれていたものが、短くなりローメンとなりました。
伊那市内には、ローメンを食べられるお店が90店舗以上あるそうですが、
お店によって、スープ風・焼きそば風等バリエーションも見られます。
このローメンを最初に作ったのが「萬里」のご主人だった伊藤和弌さんでした。
なんと1955年に完成したようです。
ぜひ、このローメンを最初に作られたお店で食べてみませんか。
こちらのものは、スープのあるタイプで、卓上の調味料を使い自分で味付けをします。
ソース・酢・ラー油・胡麻油・七味・醤油・おろしニンニクから自分の味を楽しんで下さい。
ローメン(700円)、大盛り(850円)、超大盛り(1070円)と選べますよ。
羊肉が苦手という方には、豚肉を使った豚ローメン(750円)もあります。
最後に、ソースカツ丼の「たけだ」はいかがでしょうか。
JR伊那北駅から、徒歩10分ほどの所にあります。
引用:食べログ
伊那谷(伊那市と駒ヶ根市のあたり)の名物の1つが「ソースカツ丼」です。
一般的にかつ丼と言えば、卵とじになっているものだと思うのですが、
ここ一帯では、ご飯の上にシャキシャキのキャベツの千切りをのせ、
その上にお店ごとの秘伝のソースだれにくぐらせた揚げたてのとんかつを盛り付けたものです。
伊那の辺りでは、昭和21年ぐらいから食べられ始めたようです。
ご紹介したいお店は、「たけだ」で、精肉店も営まれているお店です。
ソースカツ丼のお肉は、サイズを選ぶことができ、
ミニ100g(840円)、お得200g(1180円)、ジャンボ250g(1370円)となっています。
ご自分の食べられる量に合わせて、美味しく召し上がることができますよ。
また、得得ソースカツ丼200g(970円)もありますが、こちらは外国産のお肉を使われているようです。
すべてに味噌汁と漬け物がついています。
ふたを開けた瞬間の、ソースの香りをまず1番初めに楽しんでいただきたいです。
さて、3種類のご当地食事について知っていただけましたでしょうか。
紹介したお店のほかにもたくさんの名店があります。
興味をもったお食事を、更に調べて頂いてもいいと思います。
ぜひ、お腹いっぱい、おいしいお食事を頂いて下さいね。
スポンサードリンク
トラックバック
このブログ記事に対するトラックバックURL:
Comment feed